エコキュートは2人暮らしでも必要?容量の選び方と電気代の目安を解説

「給湯設備はエコキュートが便利って聞くけれど、2人暮らしでも使えるのかな?」

「家族の人数が多い人が使うイメージもあるし、2人暮らしだと持て余しそう…」

「2人暮らしにぴったりなエコキュートの選び方が知りたい!」

エコキュートは住宅設備の中でも比較的大型のため、「家族の人数が多い家庭向け」というイメージを持つ方もいるでしょう。しかし、エコキュートは沸かす湯量を調整できますし、フルオートで湯はりできる機種もあります。機能的なエコキュートは、忙しい2人暮らしの方にもおすすめしたい設備です。

今回は、エコキュートの導入を検討している2人暮らしの方に向け、容量の選び方や電気代の目安を解説します。

エコキュートは2人暮らしにもおすすめ?

タンクにお湯を溜める貯湯式のエコキュートは「お湯をたくさん使う家庭向け」という印象を持たれやすいですが、機能性に優れているので、実は2人暮らしの方にもよく選ばれている設備です。

エコキュートはそれぞれの暮らし方に合わせて湯量の調整がしやすく、無駄な追い焚きを減らせるというメリットがあります。給湯効率も優れているため、ランニングコストを抑えやすく、2人暮らしの方にも最適です。

2人暮らしにエコキュートがおすすめな3つの理由

貯湯式のエコキュートが2人暮らしの方におすすめな理由を、3つの視点から詳しく解説します。

光熱費を抑えやすい

エコキュートは空気から取り出した熱を使ってお湯を沸かす「ヒートポンプ式」の給湯器です。ヒートポンプで空気の熱を利用し、電力使用料を抑えながら効率良くお湯を沸かせます。さらに、料金のお得な深夜帯に必要なお湯をまとめて沸かすため、光熱費を抑えやすいのも魅力です。

給湯の手間・ストレスが少ない

エコキュートには、給湯専用タイプだけでなく、湯船への湯はりや湯温調節、追い焚きなどをすべて自動で行うフルオートタイプがあります。フルオートタイプなら、一度設定しておけば湯温や湯量を判断して自動で湯はりや沸き増しを行えるため、入浴準備の手間を大きく減らせます。給湯に関する手間を大きく減らしてストレスを軽減できるため、忙しい共働き世帯にもおすすめです。

フルオートタイプのエコキュートについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、参考にご覧ください。

エコキュートのフルオートとは?必要ないって本当?給湯専用との違いを徹底解説

災害時の非常用水として使える

エコキュートの貯湯タンク内に溜められたお湯(水)は、災害などの緊急時には非常用水としても使えます。停電中は沸き増しができず、飲用にも適していないため注意が必要です。一方で、日常的に使いながら非常用水を確保できる点は、緊急時の大きな助けとなるでしょう。

エコキュートで2人暮らしに最適な容量は?

エコキュートは選ぶタンクの容量に応じて、使用できるお湯の量が変わります。180Lのコンパクトタイプから550Lの大型タイプまでサイズが豊富なため、自分たちに合った容量を選ぶことが重要です。

2人暮らしで選ばれやすい容量の目安

2人暮らしでエコキュートを使う場合、一般的には300L前後のタンク容量がよく選ばれています。入浴がシャワー中心でお湯の使用量がそこまで多くなく、今後も2人暮らしが続く予定なら、よりコンパクトな180Lタイプを検討するのもよいでしょう。

また、現在は2人暮らしだけれど将来的に家族が増える可能性がある場合は、少し余裕を持たせて370Lタイプを選ぶのもおすすめです。

エコキュートの容量は「使い方」で考える

エコキュートのタンク容量を決めるときは、家族の人数を参考にしつつ、最終的にはそれぞれの家庭での使い方を重視して考えましょう。

例えば、同じ2人暮らしでも外出している時間が長く、帰宅後の入浴もシャワーで済ませる場合が多いなら、300Lが適しています。一方で、スポーツが趣味で朝のトレーニング後にシャワー1回、夜帰宅後は湯船にお湯をはって入浴するのが日課という場合は、容量の大きな370Lタイプがおすすめです。

「370Lだと足りない」といわれる理由

エコキュートの容量について調べていると、「370Lだと足りない」という意見を聞くことがあります。エコキュートは貯湯式のため、浴槽が大きい場合やシャワーを流しっ放しにする時間が長い場合は、お湯が足りなくなることがあります。

お湯を普段より多く使った後は、手動で沸き増しをしたり、シャワーヘッドを節水タイプに替えたりするだけでも、湯切れを防げます。370Lだと足りるかどうか不安な方は、普段の使い方から検討したうえで、足りないようであれば460L以上のサイズも検討しましょう。

エコキュートを2人暮らしで使った場合の電気代目安

エコキュートの電気代は、使用する湯量や設定温度によっても変わってきます。1日あたりの給湯使用量を約320L、設定温度を40℃とした場合、電気代の目安は年間およそ19,900円です。

沸き増しや追い焚きの回数によっても、目安となる金額は変わってきます。給湯効率に優れたエコキュートの使い方を工夫すれば、光熱費をより抑える効果が期待できるでしょう。

電気代を左右する3つのポイント

給湯にかかる光熱費は、次の3つのポイントで大きく異なってきます。

  • 設定温度や沸き上げる湯量の違い
  • 追い焚きや沸き増しの頻度
  • エコキュート本体の年式や使用状況

エコキュートは、給湯の設定温度や沸き増しの湯量によって、光熱費の負担が変わりますなお、給湯効率を考えると、設定温度は50℃~60℃にするのが良いとされています。

追い焚きや沸き増しの回数を減らすために、2人続けて入浴できるように調整するのも、光熱費を抑えるのに効果的です。また、エコキュートは経年使用により給湯効率が落ちていきます。エコキュート本体の寿命は10~15年が目安とされていますので、状況に応じて買い替えを検討してもよいでしょう。

給湯の設定温度については、以下の記事で詳しく解説してきます。興味のある方はぜひご覧ください。

給湯器の温度設定は何度が適切?節約を意識した使い方のポイントも解説

家族構成別|エコキュートの容量の考え方

エコキュートを検討する際の、家族構成別のおすすめタンク容量は以下の通りです。

家族の人数おすすめのタンク容量
2~4人家族180L・300L
3~4人家族370L
4~5人家族460L
5人以上550L

上記の容量を参考に、普段どのくらいお湯を使っているかを基準に考えてみるのがおすすめです。

エコキュートのタンク容量が合っていないときのトラブル

エコキュートのタンク容量は、日常で使うお湯の量に対して、大きすぎても少なすぎてもトラブルが起こりやすくなります。容量が合っていないときに起こる、主なトラブルについて見ていきましょう。

容量が少なすぎる場合

使うお湯の量に対してタンク容量が少なすぎると、お湯が足りなくなって湯切れする機会が多くなります。沸き増しの機会も増えて余分な電気代がかかるなど、光熱費の負担も増えやすくなるでしょう。

容量が大きすぎる場合

ある程度タンク容量に余裕を持たせることも大切ですが、タンク容量を大きくすると本体費用が高くなり、初期費用の負担が増します。さらに、必要以上の湯量を沸き上げてしまうと放熱ロスなども多くなってしまうため、普段の使い方を考えながらちょうどいい容量を選ぶのが重要です。

2人暮らしのエコキュート選びに迷ったら専門店に相談を

機能的で光熱費を抑えられるエコキュートは、2人暮らしを快適にする優れた設備です。しかし、ライフスタイルに合った適切な容量を選んでいないと、お湯が足りずに沸き上げの機会が増えるなど、かえって光熱費が増す恐れがあります。

2人暮らしに最適なエコキュートの選び方にお悩みの方は、エコキュートの取り扱い経験豊富なファーストコールに、ぜひご相談ください。

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