エコキュートの電源はどこにある?メーカー別の場所と正しい確認・操作方法を解説

「普段気にしていなかったけれど、そういえばエコキュートの電源はどこにあるんだろう?」

「エコキュートの電源が必要になるときって、どんなときなのかな?」

「メーカーごとの違いや、注意点をきちんと知りたい!」

電気で給湯するエコキュートは、基本的に常に電源が入っています。そのため、電源の位置を意識する機会は少ないでしょう。しかし、状況によっては電源の確認が必要になることもあります。

今回は、「エコキュートの電源はどこにあるの?」という質問にわかりやすくお答えします。メーカーごとの違いや注意点も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

エコキュートの電源を確認・操作するのはどんなとき?

頻繁にではありませんが、日常生活の中でもエコキュートの電源の位置を確認する場面があります。電源の確認が必要になる、4つの主なケースを紹介します。

停電・ブレーカーが落ちたとき

電源を確認する機会として多いのは、停電したときやブレーカーが落ちたときです。電気をメインエネルギーとして使うエコキュートは、停電時はお湯を沸かせません。復旧を確かめるために、電源の確認が必要です。

水抜き・エア抜き・凍結対策を行うとき

エコキュートは、メンテナンスの一環として定期的に水抜きやエア抜きを行います。これは貯湯タンクの中のお湯(または水)を水抜き栓から数分間流し続け、循環をスムーズにする作業です。また、凍結対策として水を流し続けることもあります。

作業する際は、安全のためにエコキュート本体の電源をオフにするのが基本です。そのため、電源の位置を把握しておく必要があります。

エコキュートのエア抜きの手順は以下の記事で詳しく解説していますので、気になる方は参考にご覧ください。

エコキュートのエア抜きとは?しないとどうなる?具体的な手順や注意点を解説

旅行・出張などで長期間不在にするとき

旅行や出張などで不在にする場合でも、2週間以内であれば設定を「沸き上げ休止モード」に変更するだけで問題ありません。一方、1ヶ月以上の長期間不在にする場合は、タンクを空にする「水抜き」を行い、電源をオフにすることが推奨されています。

長期不在時の対応については、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にお読みください。

エコキュートをリセットしたいとき

何らかの原因でエコキュートに不具合が発生し、エラー表示に従って対応したり取扱説明書を参考に対応したりしても復旧しない場合は、電源を落としてリセットできることがあります。不具合が起きるとお湯が使えなくなるなど、生活への影響も大きくなります。万が一のときに備えて、電源の位置は把握しておくようにしましょう。

エコキュートの電源はどこにある?確認しておきたい基本ポイント

エコキュートの電源の位置は、メーカーごとに多少の違いはありますが、あまり大きくは変わりません。電源は1ヶ所ではなく、分電盤(ブレーカー)と、貯湯タンク横の漏電遮断器の2ヶ所に設置されているのが一般的です。

よく「リモコンにエコキュートの電源があるのでは?」と勘違いされることもありますが、リモコンに電源機能はありません。また、貯湯タンクは屋外に設置されるため、風雨にさらされて経年劣化の影響を受けやすくなります。貯湯タンク横にある電源(漏電遮断器)の位置を確認し、不具合がないか確かめておきましょう。

【メーカー別】エコキュートの電源の場所

ここからは、メーカー別のエコキュートの電源位置を見ていきます。なお、ご紹介するのはメーカーごとの一般的な位置で、機種や年式によっては異なる場合もあります。電源位置がわからない場合は、取扱説明書を参考に確認してください。

ダイキン|貯湯タンク側面にある漏電遮断器

ダイキン製のエコキュートの電源は、分電盤(ブレーカー)と、貯湯タンク側面の漏電遮断器にあります。点検などの際は、貯湯タンク側面の漏電遮断器を操作して電源を落としましょう。

三菱|貯湯タンク側面にある「電源レバー操作窓」

三菱製のエコキュートは、分電盤の漏電遮断器が1ヶ所目の電源として使われます。2つ目の電源が、貯湯タンク側面の「電源レバー操作窓」の中です。操作窓にはつまみねじがついており、回して開けることで電源レバーの操作が可能です。

日立|貯湯タンク側面の「漏電遮断器操作カバー」

日立製のエコキュートは、分電盤のほか、貯湯ユニット側面の「漏電遮断器操作カバー」の中にスイッチがあります。操作カバーの中には「テストボタン」もあり、漏電遮断器が正常に動作するかの確認に使われます。

パナソニック|貯湯タンク側面の「漏電遮断器」

パナソニック製のエコキュートは、分電盤と、貯湯タンク側面の「漏電遮断器」の2ヶ所が電源です。漏電遮断器は、定期的な動作確認が推奨されています。作動しないときは感電の原因になるため、すぐに専門業者に相談しましょう。

コロナ|貯湯タンク側面の「電源レバー」

コロナ製のエコキュートも、分電盤のほか、貯湯ユニット側面の「漏電ブレーカー操作カバー」の中に電源レバーがあります。どのメーカーでも呼び方は異なりますが、電源は分電盤と貯湯タンク横にあるのが基本です。電源位置がわからず困ったときは、まずはこの2ヶ所を確認してみましょう。

エコキュートのリモコンに「電源ボタン」はある?

エコキュートの電源の位置は、基本的に室内の分電盤(ブレーカー)と貯湯タンク横の2ヶ所です。エコキュートのリモコンは壁面に設置されているため、電源の場所に迷うと、ついリモコンを確認したくなります。しかし、リモコンに電源はありません。

エコキュートのリモコンは、本体の運転や停止を指示したり、沸き上げの設定をしたりするためのものです。そのため、停電でリモコンの表示が消えていても、本体の電源が入っている場合があります。エコキュートの電源をオフにしたいときは、必ず分電盤と貯湯タンク横の、2ヶ所の電源を確認しましょう。

エコキュートの電源を切るときの注意点

メンテナンスや長期不在時だけでなく、リセットするときにも電源を操作します。電源を切るときに意識しておきたい、3つの注意点を解説します。

電源周辺に異常がないか確認する

電源を操作するときは、必ず漏電遮断器の周辺を確認し、水漏れなどの異常がないことを確かめましょう。貯湯タンク横の漏電遮断器は屋外にあるため、カバーで保護されていても、経年劣化の影響を受けやすくなっています。もし水漏れやそのほかの異常を発見した場合は、すぐに専門業者に相談してください。

むやみに電源のオン・オフを繰り返さない

電源を落とすときは、少なからず基板や制御系統に負担がかかります。エコキュートの電源を落とす必要がある場合でも、むやみにオン・オフを繰り返してはいけません。電源のリセットでエラーが解消したとしても、再発を防ぐために専門業者への相談をおすすめします。

漏電遮断器が落ちている場合は無理に戻さない

電源を確認したときに漏電遮断器が落ちていたら、無理に戻そうとしてはいけません。漏電遮断器は漏電のほか、基板や配線の不具合を感知したときにも作動しますので、部品が劣化している可能性も考えられます。そのまま使い続けると、漏電や故障から火災につながる恐れもあり、大変危険です。

レバーを戻してもすぐにまた落ちてしまう場合は、無理に戻そうとせず、早めに専門業者に相談しましょう。

エコキュートの電源がわからない・操作が不安なときは専門業者に相談を

エコキュートの電源は、分電盤(ブレーカー)と貯湯タンク横の2ヶ所が一般的です。漏電遮断器は定期的な動作確認が推奨されているため、不具合の有無は日頃から意識しておきたい部分です。

電源を落としてもすぐに不具合につながるケースは少ないですが、無理な操作は基板や本体に負担をかけ、修理費用が高くなるリスクがあります。電源の位置がわからない、動作状況がおかしいなどの不具合を感じたら、迷わず専門業者にご相談ください。

エコキュートの販売・設置・修理を手がけるファーストコールでは、豊富な経験と知識をもとに最適な対応をご案内いたします。使用中のエコキュートに不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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