エコキュート付きの賃貸とは?メリット・電気代・使い方のコツをわかりやすく解説

「エコキュート付きの賃貸があると聞いたけれど、他の物件と何が違うのかな?」

「エコキュート付きの賃貸に住むと、どんなメリットがあるんだろう?」

「具体的な注意点や、使い方のコツがあれば知りたい!」

賃貸物件を検索していると、エコキュート付きの物件に出会うことがあります。エコキュートは戸建て住宅向けの設備というイメージがありますが、オール電化住宅の増加に伴い、賃貸物件に設置されるケースも増えてきました。

今回は、エコキュート付きの賃貸物件が気になっている方に向けて、メリットや注意点を解説します。電気代の目安や選び方のポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

エコキュート付きの賃貸物件とは

まずは、エコキュートの基本的な仕組みと、エコキュート付き賃貸物件の主な特徴を解説します。

エコキュートは「空気の熱でお湯を沸かす省エネ給湯器」

エコキュートとは、空気から取り出した熱を利用してお湯を沸かす、ヒートポンプ式の給湯器です。少ない消費電力で効率良くお湯を沸かすことができるため、省エネ性が高く、光熱費を抑えたい方からもよく選ばれています。

また、ガス給湯器は給湯のたびにお湯を沸かしますが、エコキュートは、まとめて沸かしたお湯をタンクに溜めておく貯湯式です。タンク内のお湯・水は、災害時の非常用水としても利用できるため、安心感も高まります。

オール電化物件でよく採用されている

エコキュートは、電気をメインエネルギーとして使うオール電化住宅で多く採用される設備です。貯湯式で深夜にまとめてお湯を沸かせるため、深夜の電気料金が割安な電力プランを利用すると、光熱費を効果的に抑えられます。

戸建て賃貸や築浅の賃貸が多い

エコキュートを設置する賃貸物件は徐々に増えていますが、集合住宅よりも戸建て賃貸に設置されているケースが多いです。また、比較的築浅の物件で多く設置されているのも特徴的です。

エコキュート付き賃貸のメリット

数ある賃貸物件の中でも、エコキュート付きの賃貸を選ぶことで、生活はどのように変わるのでしょうか。4つの主なメリットを紹介します。

光熱費を抑えられる

エコキュートは、まとめてお湯を沸かす貯湯式の給湯器です。深夜の電気料金がお得な時間帯を利用して1日分のお湯を沸かせるため、光熱費を抑えられます。また、空気の熱を利用するヒートポンプ式のため、給湯効率に優れているのも特徴です。

火を使わないので安心して暮らせる

エコキュートは、メインエネルギーとして電力を使います。火を使わずに安心して暮らせるため、小さなお子様がいるご家庭や、シニア世帯の方にもよく選ばれている設備です。

災害時の生活用水として使える

貯湯タンクに溜めたお湯・水は、災害などで断水したときの非常用水としても使えます。詳しい使い方は、こちらの記事でご紹介しています。あわせてご覧ください。

エコキュートは災害時にも大活躍!地震や台風による突然の停電や断水に備えよう

設備のグレードが高い物件が多い

エコキュートは、ガス給湯器と比べて本体価格が高く、設置工事を含めた初期費用が高額になりやすい設備です。そのため、比較的グレードの高い賃貸物件に設置されるケースが多くなっています。充実した設備で快適に暮らしたい方にも、エコキュート付き賃貸はおすすめです。

エコキュート付き賃貸の注意点

エコキュートは、ガス給湯器とは使い勝手が異なります。

  • お湯切れ後しばらくの間お湯が使えなくなる
  • 昼間の沸き増しが多いと電気代が高くなりやすい
  • 相場より家賃が高くなりやすい

エコキュート付きの賃貸を選ぶ際に意識したい、3つのポイントを見ていきましょう。

お湯切れ後しばらくの間お湯が使えなくなる

エコキュートは貯湯式のため、一度にお湯を使い過ぎるとタンク内のお湯が減り、お湯切れすることがあります。タンクの容量によっても変わりますが、再びお湯が溜まるまで数時間お湯が使えなくなる場合もあるため、注意しましょう。

昼間の沸き増しが多いと電気代が高くなりやすい

エコキュートは、夜間の深夜電力を使うことで効果的に光熱費を抑えます。そのため、頻繁にお湯切れして昼間の沸き増し回数が増えると、電気代が高くなりやすいです。頻繁にお湯切れする場合は、日常的なお湯の使い方を見直しましょう。

相場より家賃が高くなりやすい

エコキュート付きの賃貸物件は、設備が充実しているケースが多く、周辺相場よりも家賃が高くなりやすいです。他の物件とも見比べながら、予算とのバランスを考えましょう。

エコキュート付き賃貸の電気代の目安|ガス給湯器との違いも紹介

エコキュート付き賃貸に入居すると、ガス給湯器と比べて電気代をどのくらい抑えられるのか、気になる方もいるでしょう。ランニングコストは、ライフスタイルや契約している電気プランによって変わります。ここでは、エコキュートとガス給湯器の目安を以下にまとめました。

給湯器の種類年間ランニングコストの目安 ※九州電力の場合
エコキュート約20,400円
ガス給湯器(都市ガス)約98,400円

参考|Panasonic「はじめてのエコキュート」

あくまでシミュレーション上の比較ですが、エコキュートはガス給湯器に比べて、年間のランニングコストをおよそ5分の1に抑えられます。光熱費を抑えたい方は、エコキュート付きの賃貸を検討してみるとよいでしょう。

エコキュート付き賃貸での使い方のコツ

エコキュート付きの賃貸では、次のような工夫をすることでより快適に日常を送れます。

シャワーなどを流しっ放しにしない

エコキュートは貯湯式の給湯器ですので、お湯を使い過ぎると湯切れすることがあります。シャワーなどは流しっ放しにせず、こまめに止めるように心がけましょう。節水にもつながりますので、水道光熱費の削減効果も期待できます。

必要なときだけ沸き増しする

昼間の沸き増し回数が増えると、電気代の負担も重くなってしまいます。日中の沸き増しは最小限に抑え、できるだけ深夜の沸き増しで対応できるよう、お湯の使い方を見直しましょう。それでもお湯が足りない場合は、タンク容量が不足している可能性があります。余裕のある容量を選ぶことが大切です。

省エネモードや休止設定を活用する

エコキュートの機種によっては、最適な運転でエネルギー消費を抑える「省エネモード」が搭載されているものもあります。また、出張や旅行などで長期間不在にする場合は、休止設定を活用するのも効果的です。

エコキュート付き賃貸を選ぶときのチェックポイント

エコキュート付きの賃貸で快適に暮らすには、設備が自分たちの暮らしに合っているかを、事前に確認しておくことも重要です。主な3つのチェックポイントを紹介します。

タンク容量が世帯人数に合っているか

日常的なお湯の使い方や家族の人数にタンク容量が合っていないと、頻繁にお湯切れしたり、余分なお湯を沸かして光熱費が増すこともありますエコキュート付きの賃貸を選ぶ際は必ずタンク容量を確認し、家族の人数に適しているかを検討しましょう。

家族の人数から見る最適なタンク容量については、こちらの記事で詳しく解説していますので、参考にご覧ください。

エコキュートの大きさ目安はどのくらい?家族の人数から見るおすすめの容量を解説

追い焚き・自動湯はり機能がついているか

エコキュートには、自動追い焚きや自動湯はり機能が付いているものもあります。家事の負担を減らしたい方は、これらの自動機能がついたエコキュートを選ぶと、さらに快適な日常を過ごせるでしょう。

電気料金プランや契約条件がどうなっているか

エコキュート付き賃貸を選ぶ際は、料金プランや契約条件を必ず確認しましょう。電力をメインエネルギーとして使うエコキュートは、契約電気プランによって光熱費の負担が変わってきます。希望するプランがある場合は、変更可能かどうかを入居前に確認しておくことも重要です。

エコキュート付き賃貸でのお悩みも専門業者にご相談ください

エコキュート付きの賃貸物件では、光熱費が電気に一本化されるため、日々の使用状況を把握しやすくなります。その結果、節約にも効果的です。エコキュートの使い方について気になる点や不安がある場合は、専門業者に問い合わせてみるのもおすすめです。エコキュートを賢く使って、快適な日常生活を送りましょう。

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