
「冬になって冷え込みが増してくると、寒い日ほどお湯が減るのが早い気がする」

「エコキュートは寒い日ほどお湯が減りやすいって聞くけど、本当なのかな?」

「寒い日はどうしてお湯が減りやすくなるのか、理由が知りたい!」
冬はお湯を使う機会が増えますが、お湯がすぐに減ってしまうと悩む方も少なくありません。エコキュートを使っている場合は、特に寒い日ほどお湯が減ると感じやすくなりますが、中には故障している場合もあるため注意が必要です。
今回は、エコキュートが寒い日ほどお湯が減ってしまう理由について解説します。また、湯切れを防ぐための対策や故障の可能性についても紹介しますので、エコキュートを使用中の方はぜひ参考にしてください。
エコキュートで寒い日ほど「お湯が減る」と感じるのはなぜ?

エコキュートは、ガス給湯器のように都度お湯を沸かすのではなく、まとめて沸かしたお湯を溜めておく貯湯式です。また、空気中の熱を取り出してお湯を沸かす「ヒートポンプ式」のため、寒い日は給湯効率が低くなることもあります。
「お湯を使う頻度や量は変わらないのに、頻繁に沸き増しが必要になった」と感じるときは、給湯効率の低下も含めて対策を考えましょう。
冬にエコキュートのお湯が減りやすくなる4つの原因
冷え込みが強まる冬に、エコキュートのお湯が減る原因としては、主に次の4つがあげられます。
- 貯湯タンクの湯温が外気で冷めやすい
- ヒートポンプの効率が低下する
- 水道水の温度が下がる
- 追い焚き・保温機能を頻繁に使っている
それぞれの原因について、詳しく見ていきましょう。
貯湯タンクの湯温が外気で冷めやすい
気温が下がる冬は、エコキュートの貯湯タンク表面からの放熱量が増える時期です。満タンの状態であっても湯温が下がりやすくなるため、寒い日にはお湯の温度が低下してしまうことがあります。特に、日陰や風があたりやすい場所に設置していると影響が大きくなるため、注意しましょう。
ヒートポンプの効率が低下する
ヒートポンプ式は消費電力に対して得られるエネルギー量が多いので非常に効率がよい給湯方式ですが、寒い日は気温の影響を受けやすくなります。
氷点下付近では特に影響が大きく、夜間の沸き上げ量が不足してしまうことがあります。これが翌朝に「お湯が減った」と感じる原因の一つです。
水道水の温度が下がる
夏場と比べて、冬は水道水の温度も下がります。エコキュートは、沸き上げたお湯に水道水を混ぜて適温に調節するため、水温が低いほど混ぜるお湯の量は増えてしまいます。そのため、普段と同じ使い方をしていてもタンク内のお湯の減りが早くなってしまうのです。
追い焚き・保温機能を頻繁に使っている
エコキュートの追い焚きや保温は、浴槽内のお湯に再びタンク内のお湯を混ぜることで行われます。そのため追い焚きや保温の回数が増えるほど、お湯の減りが早くなりやすいです。
寒い日は浴槽のお湯が冷めるのも早くなり、自動保温を使う機会も増えるため、タンク内のお湯の消費が早まります。家族の入浴時間が不規則で、追い焚きや保温の回数が多いご家庭は特に注意しましょう。
エコキュートの追い焚きの仕組みについては、こちらの記事も合わせてご覧ください。
エコキュートの追い焚きの仕組みとは?自動湯はりとどっちが安い?注意点も解説
寒い日にエコキュートの湯切れを防ぐための対策

寒い日はお湯を使う機会が増えますので、エコキュートの湯切れはできるだけ防ぎたいところです。ここでは、湯切れを防ぐために効果的な4つの方法を紹介します。
給湯の設定温度を高くする
キッチンや浴室で、手元で温度調節が可能な「混合水栓」や「サーモスタット水栓」を使っている場合は、給湯の設定温度を高めにするのも効果的です。給湯温度は40℃前後に設定しているご家庭も多いですが、実は給湯器のメーカーが推奨する設定温度は50℃~60℃と高めです。
エコキュートの場合も、給湯時に水道水と混ぜて適温に調節するため、給湯温度を高めに設定した方が放熱ロスが減ります。その結果、効率よく給湯できてお湯が減るペースを抑えることも期待できるでしょう。
給湯器の設定温度が気になる方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
手動で沸き増しをする
エコキュートは通常、設定に合わせて自動で沸き増しをしますが、手動で沸き増しを追加することで湯切れを事前に抑えられます。気温が下がる夜間に追加で沸き増しをしておけば、翌朝にお湯が減ってしまうのも防げるでしょう。
追い焚きや保温の回数を減らす
エコキュートの追い焚きや保温は、貯湯タンク内のお湯を多く消費します。そのため、追い焚きや保温の回数を減らすだけでも、寒い日にお湯が減るのを抑えられます。
浴槽内のお湯を温め直したいときは、追い焚きではなく「高温差し湯」の方がお湯の減りを抑えられる場合もあるため、試してみるとよいでしょう。
凍結防止運転を活用する
凍結防止運転とは、浴槽内の残り湯を循環させて配管の凍結を防ぐ機能のことです。お湯を循環させることで配管の凍結を防ぎ、破損による水漏れのリスクを抑えられます。機種によっては、凍結防止運転を設定することで夜間の無駄なお湯の消費を防げる場合もあるため、定期的な設定の見直しがおすすめです。
お湯が減るのは故障の可能性も?修理が必要になる3つの兆候

寒い日に「お湯が減った」と感じるときは、エコキュートが故障している可能性もあるため、注意が必要です。特に注意しておきたい、3つの兆候を解説します。
エコキュート本体や配管周辺に水たまりがある
エコキュートで寒い日にお湯が減ったと感じるのは、一般的には給湯の仕組みによるものが多いです。ただし、本体や配管周辺に水たまりができている場合は、配管などから水漏れしている可能性があります。冬は凍結による破損のリスクも高まるため、水たまりに気付いたらすぐに修理を依頼しましょう。
エラーコードが頻繁に表示される
エラーコードが頻繁に表示される場合も、センサーの異常やヒートポンプの故障が発生している可能性があります。取扱説明書を参考に、記載されている対処法を試しても繰り返し表示される場合は、自己判断せず早めに専門業者に相談しましょう。
沸き上げに時間がかかりすぎる
機種やタンクの容量・設定によっても変わりますが、沸き上げにかかる時間は、満タンの状態でおよそ8時間といわれています。沸き上げに時間がかかりすぎているときは、ヒートポンプユニットに不具合が生じているかもしれません。
特に、10年を超えて使用している場合は経年劣化の影響も考えられるため、一度専門業者に点検を依頼しましょう。
エコキュートの修理・点検を依頼する前に知っておきたいこと

エコキュートの修理や点検を依頼するときは、保証期間と依頼先について意識しておきたいポイントが2つあります。
メーカー保証期間を確認する
エコキュートの不具合を感じたら、まずはメーカーの保証期間を確認しましょう。一般的なメーカーの保証期間は1~2年ですが、購入時に延長保証に加入している場合もあります。期間内であればコストをかけずに修理できるため、必ず保証期間を確認しておきましょう。
専門の修理業者に依頼する
エコキュートの修理は、自己判断せず、必ず専門の修理業者に依頼してください。特に凍結によって配管が破損してしまった場合は、早めの対応が肝心です。寒い日が続く冬は修理の依頼件数も増えるため、不具合を感じたら早めに相談しましょう。
寒い日が続く冬、エコキュートのお湯の減りが気になったらファーストコールへご相談ください

お湯の使用量が増える冬は、エコキュートのタンク残量も気になりやすく、「お湯が足りない」や「沸き上げが追いつかない」といった相談も増える傾向があります。
ファーストコールは、九州全域をはじめ、山口県・広島県・島根県で展開するエコキュートや電気温水器の専門業者です。寒い日を不安なくあたたかく過ごすためにも、不具合を感じたらお気軽にファーストコールへご相談ください。
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