マンションもエコキュートを設置できる?マンション特有の注意点とエコキュートの選び方

うちのマンションもエコキュートを置けるかな?

エコキュートに交換するためにまず何をすればいいかわからない

マンションでのトラブルが心配だから騒音対策を知りたい!

こんな悩みをお持ちではありませんか?同じお湯を沸かすにしても、選んだ給湯器によって、光熱費に大きな違いが出ます。

この記事では、現在お使いの電気温水器から節電効果のあるエコキュートへの交換を検討している方に向けて、マンション特有の設置条件や選び方について詳しく解説します。

気になる騒音対策についても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。               

マンションエコキュート設置前の2つのポイント

マンションの場合、エコキュート設置の際に気をつけるべきポイントがいくつか存在します。集合住宅特有の注意点を見ていきましょう。

(1)マンションのエコキュート設置のノウハウを持つ業者を選ぶ

まずは、エコキュートが設置可能かどうか、お住まいのマンションの規約を確認することが必要です。設置が可能であれば、どこの業者にエコキュートの設置をしてもらうか選定しましょう。

マンションへのエコキュートの設置は、この「業者選び」が非常に重要なポイントです。なぜなら、マンションの規約上はエコキュートの設置が可能でも、そのまますぐにエコキュートを設置できるわけではないからです。

実際には、理事会及び総会と詳細を話し合い、合意を得なければなりません。さらに、建築基準法で定められた様々な条件や制限事項を確認した上で、手続きを進めていきます。

マンションでのエコキュート設置の経験が浅い業者には、そういった知識やノウハウがないため、許可が下りなかったり、施工できないと依頼を断ってくることがあります。そのため電気温水器から節電効果のあるエコキュートへの設置実績を多数持っている業者を選定する必要があります。

マンションの設置業者を選ぶ際は、とくに「電気温水器から節電効果のあるエコキュートへの交換に豊富な実績がある」かどうかを確認することが大切です。

(2)設置スペースの確保できるか確認する

エコキュートは、ヒートポンプユニットと貯湯ユニットの2つで構成されています。そのため、設置のための広いスペースが必要です。

エコキュート設置の際は、必ず避難経路と建築基準法に支障をきたさない場所を選択しましょう。またメンテナンスや点検作業のためのスペースを確保するために、周りにゆとりをもたせて設置する必要があります。

しっかりと必要なスペースを確保し、建築基準法に違反せずにエコキュートを設置するためには、マンションのエコキュート設置に詳しい専門業者に相談しましょう

マンションに最適なエコキュートの選び方

マンションのベランダなどに置きやすいコンパクトサイズの貯湯ユニットを選ぶ

エコキュートをマンションに設置するなら、コンパクトサイズの貯湯ユニットがおすすめです。

ベランダに設置する場合は洗濯物を干す時に邪魔にならないか、パイプスペースに設置する場合はメンテナンスをするスペースのゆとりがあるかなど確認して決めましょう。

幅が狭いものや薄型のもの、高さが低いものなど、さまざまなタイプのものが製造されています。うちは無理かな?と諦めず、知識とノウハウを持ったエコキュート専門業者に現地調査を依頼してみましょう。

 水漏れ時の安心機能付き機種を選ぶ

エマージェンシーストップ機能とは、本体からの水漏れが発生した際、給水を即座に停止してくれる機能のことです。実はこのエマージェンシーストップ機能は、マンションにエコキュートを設置する際には必須となります。

マンションのエコキュートにエマージェンシーストップ機能が必要であることを知らない業者は、価格だけを見てエコキュートをすすめてくることがありますので、お気をつけください。

エマージェンシーストップ機能を搭載する機種は、コロナや三菱電機、パナソニックから発売されています。

お湯を同時に使うことが多い場合は高圧タイプがおすすめ

2箇所以上でお湯を同時に使用するとき時(例:キッチンで洗い物とシャワーの入浴を同時に行う場合)、高圧タイプのエコキュートを選ぶと、水圧がガタッと落ちることがありません。

ただし20年以上前に建てられたマンションは、高圧タイプが設置できない場合がありますのでご注意ください。必ずマンションのエコキュート設置に詳しい業者に、現地調査を依頼しましょう

また、日立からは水道直圧給湯の機種も製造されています。お風呂の湯はりのお湯以外は、貯湯タンクを経由しないので、水道の水圧そのままのパワフルな給湯です。

エコキュート補助金の条件を満たす機種を選ぶ

エコキュートの買い替えに、補助金を賢く活用しましょう。

経済産業省の最新の速報(2023年11月10日時点)によると、2024年度のエコキュートや電気温水器の補助金が令和4年度よりも増額されることが決定しました

補助金支給対象となるエコキュートのメーカーと型番は、給湯省エネ事業の公式ホームページより検索できるので、ぜひご覧になってみてください。

補助金の詳細や適用条件は変更されることがありますので、最新の情報は当社ホームページで随時更新しております。さらにご不明な点がある場合や、事前にご相談をしておきたい方は、ぜひファーストコールまでお気軽にご連絡ください。

また購入前には、エコキュートのメリット・デメリットも把握した上で検討しましょう。
以下の記事でエコキュートのメリット・デメリットについて詳しく説明していますので、ぜひご覧ください。

マンションだからこそ気をつけたい騒音対策

エコキュートは、夜間にお湯を沸かす給湯システムです。

今のエコキュートは、エアコンのファンよりも静かと言われており、音はほとんどありません。しかし夜中の音に不安が残る方のために、静かな睡眠環境を守るための音対策をご紹介します。

ヒートポンプユニットと隣家との距離を空ける

エコキュートの騒音対策の重要なポイントは、ヒートポンプユニットの設置場所です。主な音の発生源であるヒートポンプユニットは、隣家との距離をなるべく離して設置しましょう。

また、ヒートポンプユニットから生じる低周波音は、敏感に感じる人と全く気にならない人がいるため、近隣住民の意見も尊重して慎重に設置場所を検討しましょう。

防音シート・防振ゴムなどで低周波音を防ぐ

マンションの場合、戸建て住宅よりも狭いスペースにエコキュートを設置する事が多いので、十分な音対策が必要です。狭いスペースでは、低周波音が壁などで共振し、増幅することがあります。

そのため、防音シートや防振ゴムを活用して、低周波音の軽減を試みるのも一つの手です。しかし、自分で市販の防音グッズを設置しても効果が限定的かもしれません。エコキュート専門業者に相談し、適切な防音対策を行うことをおすすめします。

注意:マンションのエコキュートは一戸建てに比べるとやや金額が高い

マンションのエコキュート設置は、一戸建てとは配管が異なり、先ほどご説明したエマージェンシーストップ機能が必須になります。一戸建てとマンションでは違いがあるため、エコキュートをマンションに設置する場合、一戸建てと比べると金額が高くなります。

このように、マンションと一戸建てでは違いがあるため、「エコキュート設置業者は、一戸建てもマンションもどこを選んでも同じ」ではなく、マンション設置にはマンション専門の知識を持つ業者へのご依頼が安心です。

一戸建てにのみエコキュートを設置している業者と、マンションへの設置実績が豊富な業者では、持っている知識やノウハウが異なります。マンションにエコキュートを設置したい!と思ったら、マンション専門業者へのご相談がオススメです

マンションエコキュートへの交換・設置は実績豊富なファーストコールにまずはご相談ください!

マンションにエコキュートを設置する場合、戸建て住宅にはない注意すべきポイントがいくつもあります。 エコキュートに関する疑問は、知識と経験が豊富なプロのエコキュート専門業者に相談しましょう。

電気温水器・エコキュート専門店ファーストコールでは、九州全域(福岡県・大分県・熊本県・佐賀県・長崎県・宮崎県・鹿児島県)・山口県・広島県にてエコキュート・電気温水器の設置を承っています。

もちろんマンション・アパートにお住まいのお客様からのご相談も承りますので、お気軽にご相談くださいませ。

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