電気温水器のお湯切れを復活させるには?原因・対処法・注意点を徹底解説

「電気温水器がお湯切れしてしまったときは、どうすればいいのかな?」

「使いたいときに、お湯が出なくなってしまうのは困るな……」

「電気温水器のお湯切れからの復活方法を知りたい!」

電気温水器は貯湯式の給湯器のため、タンクの容量や使い方によっては、お湯が足りなくなる「湯切れ」を起こすことがあります。また、停電や断水、凍結の影響で突然お湯切れが発生することもあるでしょう。しかし、慌てずに対処することで、快適に電気温水器を使い続けられます。

今回は電気温水器のお湯切れについて、原因や対処法、注意点をわかりやすく解説します。お湯切れをしたときにすぐに試せるチェック項目や手順も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

電気温水器はなぜお湯切れする?仕組みを解説

突然お湯切れすると「故障したのではないか」と心配になりますが、お湯切れは貯湯式である電気温水器の仕組み上、起こり得る現象の一つです。

電気温水器は、電気を使って電熱ヒーターを加熱させ、沸かしたお湯を貯湯タンクに溜めておきます。タンク内に溜められたお湯はさらに水道水と混ぜられ、設定温度に調整されてから給湯される仕組みです。

一度にお湯を大量に使い過ぎたり、沸き上げが間に合わなかったりすると、貯湯タンク内のお湯が不足します。これが、電気温水器が「お湯切れ」したといわれる状態です。

電気温水器の沸き上げにはどのくらい時間がかかる?

タンクの容量や設定温度によっても異なりますが、電気温水器は一般的に7~8時間でタンクが満タンになります。3Lの壁掛けタイプなど小型なものは、約20分と短時間で沸き上がるタイプもあります。しかし、自宅の給湯を1台でまかなう大型の電気温水器の場合は、7~8時間が目安と考えておくとよいでしょう。

電気温水器のお湯切れでよくある4つの原因

お湯切れは頻繁に起こるわけではありませんが、貯湯式の電気温水器ではじゅうぶんに起こり得る事態です。お湯切れが起こる主な原因を、4つ紹介します。

お湯を使い過ぎた

最も多いのは、お湯を使い過ぎたケースです。電気温水器は、ガス給湯器のように都度必要な量のお湯を沸かすのではなく、あらかじめ沸かしたお湯を溜めておく貯湯式です。使い過ぎるとお湯切れする恐れがあるため、注意しましょう。

停電していた

停電している間は、お湯を沸かすのに必要な電力が供給されません。短時間の停電であれば影響は少ないですが、長時間にわたって停電すると適切な量のお湯が沸かせず、お湯切れすることがあります。

断水・凍結の影響

断水や凍結も、お湯切れする原因の1つです。工事や点検による計画的な断水の場合は、事前に通達がありますので、予告を見逃さないようにしておきましょう。

また、凍結した場合は配管が損傷する恐れがあります。復旧後は、電気温水器周辺に不自然な水たまりができていないか注意し、水漏れや不具合がないか確認しておきましょう。

電気温水器本体の不具合

電気温水器本体に何らかの不具合があり、正常にお湯が沸かせなかった場合もお湯切れすることがあります。電源が入っているか、給水栓が正しく開いているかなどを確認し、可能であれば手動で沸き増しを設定してみましょう。それでもお湯切れから復活しない場合は、専門業者への相談をおすすめします。

電気温水器のお湯切れからの復活方法|まずはここをチェック

電気温水器がお湯切れしていたら、慌てずに以下の手順で復旧を試みましょう。お湯切れしたときに今すぐ試せる手順を詳しく解説します。

1.運転モードとタンクの残量を確認する

お湯切れに気付いたら、はじめにタンクの残量を確認し、本当にお湯がなくなっているのかを確かめます。次に、「沸き上げ中」「保温中」「エラー」など、リモコンに表示されている状況も確認しましょう。

「お湯がない」と表示されていても、実際には沸き上げ中の場合もありますので、必ず表示と運転モードを確認するようにしてください。

2.急速(強制)沸き上げを試す

すぐに沸き上げを開始したい場合は、急速(強制)沸き上げを試しましょう。このときに、タンクが空の状態で沸き上げをスタートすると故障の原因になります。必ず給水栓が開いていることを確かめ、給水状況をチェックしてから行ってください。

なお、沸き上げには数時間かかるのが一般的です。急速(強制)沸き上げを行っても、すぐにタンクがお湯で満タンになるわけではありませんので、注意しましょう。

3.ブレーカーを確認する

電気温水器がお湯切れしているときは、専用ブレーカーや漏電ブレーカーが落ちているなど、電気まわりのトラブルが発生している場合もあります。一般的に、電気温水器の専用ブレーカーは分電盤の中に設置されていますので、分電盤を確認してブレーカーが落ちていないかを確かめましょう。

ブレーカーを戻してもすぐにまた落ちてしまう場合は、電気系統で何らかの不具合が発生しています。漏電の恐れもありますので、早急に専門業者に対応を依頼しましょう。

電気温水器は「満タンにならない」こともある|知っておきたい3つの理由

貯湯式の電気温水器は、状況によってはタンクが満タンにならないこともあります。電気温水器の特性として知っておきたい3つのポイントを、順に見ていきましょう。

おまかせ運転で必要な湯量を調節している

電気温水器には、お湯の使用量を学習する「おまかせ運転」モードが備わったタイプもあります。個々の使用状況に合わせて自動で沸き上げ量を調整する便利な機能ですが、使用量が少なめで学習されていると、タンクが満タンにならないこともあります。気になる場合は、設定を確認してみるとよいでしょう。

夜間にお湯を使い過ぎた

電気温水器は、一般的に料金の安い深夜帯の電力を使ってお湯を沸かすように設定されています。そのため、夜に大量にお湯を使い過ぎると沸き上げが間に合わず、タンク残量が少なくなることもありますので注意しましょう。

沸き上げ中に長時間停電した

沸き上げ中に停電した場合も、タンクが満タンにならないことがあります。停電解消後に電気温水器は再び沸き上げをはじめますが、停電していた分、完了までに時間がかかります。普段は完了している時間帯でも沸き上げ中のため、「タンクが満タンになっていない」と感じる場合があるのです。

電気温水器のお湯切れで故障を疑うべきケース

電気温水器がお湯切れしても、通常は問題なく復活します。しかし、次のようなケースは故障によるお湯切れの場合もありますので、注意しましょう。

エラーメッセージが表示されている

お湯切れの状態をあらわす以外に、何らかのエラーメッセージが表示されている場合は、故障や不具合が発生している可能性があります。沸き上げが完了したのにエラーメッセージが消えない場合や、繰り返し表示される場合は、内部のセンサーに異常が起きているかもしれません。できるだけ早めに、修理や点検を依頼することをおすすめします。

頻繁にお湯切れする

頻繁にお湯切れしてしまう場合も、故障を疑うべきケースです。逃し弁の不具合など、内部で何らかの故障が発生している可能性があるため、専門家による修理が必要です。

ブレーカーがすぐに落ちる

停電などで電気温水器の専用ブレーカーが落ちることはありますが、戻してもまたすぐに落ちてしまう場合は、電気系統に異常が起きている可能性が高いです。漏電の恐れがあり大変危険ですので、早めに専門業者に相談しましょう。

15~20年以上使っている

電気温水器の耐用年数は、一般的に15~20年といわれています。15~20年以上使い続けた電気温水器で不具合が発生した場合は、寿命による経年劣化の可能性が高いです。買い替えも視野に入れつつ、専門業者に相談することをおすすめします。

電気温水器のお湯切れは復活できる!ただし故障時は専門店へ相談を

電気温水器のお湯切れは、お湯の使い過ぎや停電などが原因で起こることが多いため、急速(強制)沸き上げを設定することで復活できます。しかし、エラーメッセージが消えない場合や頻繁にお湯切れする場合、ブレーカーがすぐに落ちてしまう場合などは専門家による点検や修理が必要です。

ファーストコールでは、電気温水器の修理をはじめ、買い替えや設置のご相談も承っています。九州地域をはじめ、山口県・広島県・島根県で電気温水器のお湯切れにお悩みの方は、ファーストコールにお気軽にご相談ください。

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