シャワーの水圧が弱い原因とは?エコキュート利用時の注意点と今すぐできる改善策

「最近、シャワーを浴びているときに急に水圧が弱くなって困っている」

「エコキュートはシャワーの水圧が弱くなりやすいって聞くけど、本当なのかな?」

「シャワーの水圧を改善できる方法があれば知りたい!」

汗を流し、気分をリフレッシュさせたいときに浴びるシャワーは心地よいものですが、水圧が足りないと、どこか物足りなさを感じてしまいます。シャワーの水圧が弱いときは、給湯設備や配管に何らかの不具合が起きているかもしれません。放っておくと悪化する恐れがあるため、早めに原因を確認するのが大切です。

今回は、シャワーの水圧が弱いと感じている方に向けて、すぐに実践できる3つの対処法を解説します。エコキュートのシャワーの水圧が弱くなる理由と、その対策についても紹介しますので、導入を検討中の方もぜひ参考にしてください。

シャワーの水圧が弱くなる3つの原因

入浴中にシャワーの水圧が弱くなってしまう原因としては、次の3つがあげられます。

  • 止水栓が閉まりすぎている
  • シャワーヘッドやフィルターの目詰まり
  • 給湯器や配管のトラブル

どのケースも起こりやすいものですので、まずは原因の確認からはじめましょう。

止水栓が閉まりすぎている

お湯を沸かす給湯器や浴室の周辺には、それぞれ専用の止水栓がついています。通常、止水栓は常に開かれた状態です。しかし点検やリフォーム直後など、何らかの原因で半開きの状態になっていると、適切にお湯が供給されずにシャワーの水圧が弱くなります。

意図せずに止水栓を閉めすぎてしまっているケースもありますので、まずは止水栓の状態を確かめましょう。

シャワーヘッドやフィルターの目詰まり

同じシャワーヘッドを長年使い続けていると、水道水に含まれるカルシウムや鉄分が詰まり、穴を塞いでしまうことがあります。シャワーヘッドやフィルターが目詰まりすると十分な出力が得られず、水圧の弱さを感じやすいです。特に節水型のシャワーヘッドは一般的なシャワーよりも内部構造が細かいため、フィルターも詰まりやすくなっています。

定期的に歯ブラシを使って掃除するなど、シャワーヘッドやフィルターのメンテナンスを心がけましょう。

給湯器や配管のトラブル

給湯器の内部には、圧力を調整する減圧弁や水やお湯の逆流を防ぐ逆止弁がついています。これらの機能が劣化したり、配管内に汚れやサビが溜まったりすると適切に水やお湯が流れず、シャワーの水圧低下につながります。

一般的な給湯器の寿命は、およそ10年です。給湯器を10年以上使い続けている場合は、給湯器の劣化が水圧低下の原因かもしれません。できるだけ早く、専門業者に点検を依頼しましょう。

すぐにできる!シャワーの水圧の改善方法

シャワーは日常的に使うものですので、「今すぐ水圧を復活させたい!」と感じることもあるでしょう。比較的すぐにできる、水圧の改善方法を3つ紹介します。

シャワーヘッドを交換する

シャワーの水圧が弱くなったと感じた場合は、低水圧用のシャワーヘッドに交換するのがおすすめです。水の使用量はそのままで、水圧が高く感じられるため、節水しながら快適にシャワーを使えます。

フィルターを掃除して目詰まりをとる

シャワーヘッドの中には、目の細かいフィルターがついています。長い間掃除をせずに使い続けると、汚れなどでフィルターが目詰まりし、水圧が弱くなりやすいです。

シャワーヘッドを取り外したら、フィルターに溜まっている汚れを歯ブラシなどで丁寧に取り除きましょう。汚れがひどいときは、中性洗剤などを溶かしたお湯でつけ置き洗いをすると、水圧が改善されやすいです。

給湯器の設定温度を見直す

エコキュートのように貯湯式の給湯器の場合、設定温度が低いとシャワーの水圧を弱く感じることがあります。手元で温度調節可能な混合水栓やサーモスタット機能付きの水栓を使っている場合、推奨される給湯器の設定温度は50℃~60℃です。

設定温度を低めにしている方は、一度設定を見直してみるとよいでしょう。なお、給湯器の温度設定については、こちらの記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

給湯器の温度設定は何度が適切?節約を意識した使い方のポイントも解説

エコキュートはシャワーの水圧が弱いって本当?

エコキュートを使用中の方からよく寄せられるのが、「シャワーの水圧が弱く感じる」という意見です。特にガス給湯器からエコキュートに変えた方から声があがりやすく、「エコキュートはシャワーの水圧が物足りない」という印象につながっています。

エコキュートで水圧が弱く感じられるのは、貯湯式という給湯方式が原因です。エコキュートはタンクに溜めたお湯を供給するため、ガス給湯器のように水道の圧力を利用できません。そのため、ガス給湯器よりも水圧が弱く感じられることがあります。

ただし、水圧の感じ方には個人差があるため、エコキュートに変えた場合に、必ずシャワーの水圧が弱くなるわけではありません。

エコキュートでシャワーの水圧を上げたいときの対策

エコキュートを使っているけれど、シャワーの水圧にどうしても我慢ができない!という場合に試したい、2つの対策を紹介します。

シャワーヘッドを「加圧気泡式」に買い替える

シャワーの水圧を高めたいときは、「加圧気泡式」など水圧を高めるタイプのシャワーヘッドに交換しましょう。たとえば、マイクロバブル機能付きのシャワーヘッドがよく知られています。水圧を利用してヘッドマッサージを楽しめるタイプもあるので、快適なシャワータイムを過ごしたい方におすすめです。

エコキュートを高圧仕様に交換する

エコキュートには、通常よりも水圧を高められる「高圧仕様」の機種もあります。たとえば、高耐圧仕様の貯湯タンクを搭載したPanasonicの「ウルトラ高圧」シリーズでは、従来比で約1.4倍のシャワーの強さを体感できます。水圧を重視したい方は、検討してみるとよいでしょう。

高圧仕様のエコキュートを選ぶメリット

高圧仕様のエコキュートには、シャワーの水圧を高める以外にも嬉しいメリットが2つあります。特に1階以外に浴室を設置したい方は、高圧仕様のエコキュートがおすすめな場合もありますので、ぜひ参考にしてください。

お湯を同時に使っても水圧が安定する

貯湯式のエコキュートでは、キッチンと浴室で同時にお湯を使うと水圧が低下しやすい傾向があります。高圧仕様のエコキュートなら、複数ヶ所で同時にお湯を使っても水圧が安定し、快適に利用できます。家族の人数が多いなど、お湯を使うタイミングが重なりやすい方にもおすすめのタイプです。

3階でも快適に使える

従来のエコキュートは、お湯を送り出す圧力の制約から、浴室の設置は2階までが推奨されていました。しかし、高圧仕様のエコキュートなら3階にも浴室を設置できるため、間取りの選択肢が広がります。お湯を使うタイミングを気にせず心地よくシャワーを浴びたい人や、3階に浴室を作りたい方は高圧タイプを検討してみるとよいでしょう。

シャワーの水圧は「タンク容量」も関係あり!

エコキュートの水圧が気になる場合は、家族の人数なども意識しながらタンク容量を選ぶのが大切です。家族の人数に対してタンク容量が小さすぎると、お湯の残量が少なくなったときに水圧を弱く感じることがあります。

家族の人数に対する適切なタンク容量は、一般的に以下の通りです。

  • 3~4人暮らし:370Lタイプ
  • 4~5人暮らし:460Lタイプ
  • 6人以上:550Lタイプ

タンク容量の目安は、あくまで参考値です。スポーツが日課でシャワーを頻繁に使うご家庭など、ライフスタイルによって必要な湯量は変わります。エコキュートのタンク容量に迷った場合は、こちらの記事もご参照ください。

エコキュートは370Lだと足りない?お湯が不足するときはどうすればいい?

家族にあったエコキュートで快適なシャワータイムを

シャワーの水圧が弱いときは、シャワーヘッドの交換やフィルターの掃除で、すぐに改善できることもあります。しかし、給湯器や配管に不具合がある場合や、エコキュートのタンク容量が不足している場合は、専門業者による点検やタンク容量の見直しが必要です。

エコキュートをお使いで、「最近シャワーの水圧が弱くなった」とお困りの方は、ぜひファーストコールへお早めにご相談ください。

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