
「最近、使ってないのにエコキュートのお湯が減っている気がする」

「エコキュートのお湯がいつの間にか減ってしまうのは、不具合のせいなのかな?」

「タンクのお湯が減ってしまうなんて困る!防ぐ方法が知りたい」
お湯を使ってないのに、いつの間にかタンク内のお湯が減っている場合は、エコキュートの設定が影響しているかもしれません。今回は、エコキュートを使っていないのにお湯が減る主な原因と、季節別におすすめの設定について詳しく解説します。
エコキュートを使ってないのにお湯が減る4つの主な原因

頻繁にエコキュートのお湯を使っているわけではないのに、いつの間にか減ってしまう原因としては、次の4つがあげられます。
- タンク内の温度が下がって再加熱されている
- 自動保温や追い焚きの設定がオンになっている
- 自動配管洗浄でお湯を使っている
- 水漏れしている
原因の多くは、エコキュートの設定内容によるものです。どのような原因が考えられるのかを知り、一度設定を確認してみましょう。
タンク内のお湯の温度が下がっている
エコキュートは貯湯タンク内に高温のお湯を溜め、給湯時に水道水と混ぜて適温に調節する仕組みです。貯湯タンク内のお湯は一定の温度に保たれていますが、冬場の外気温の大きな変化などに影響を受け、お湯の温度が下がってしまうこともあります。
通常は90℃近くのお湯と水道水を混ぜて適温にしていますが、タンク内のお湯の温度が低いと、適温にするためにより多くのお湯が必要です。そのため、タンク内のお湯の温度が下がると、実際にお湯を使っていなくても残り湯の量が減っているような表示や、沸き増しの回数が増えることがあります。
自動保温や追い焚きの設定がオンになっている
自動保温機能や追い焚き機能が付いている「フルオートタイプ」のエコキュートは、実際にお湯を使っていなくても、タンク内のお湯が減ったと表示されることがあります。
エコキュートの追い焚きや保温の仕組みは、貯湯タンクに溜めたお湯と冷めたお湯の熱を交換する「熱交換式」です。そのため、自動保温や追い焚きを頻繁に行うと、溜めているお湯の温度が下がりやすくなります。
温度が下がると、適温に調整するためにより多くのお湯が必要となり、結果的にお湯の減りに影響してしまうのです。
自動配管洗浄でお湯を使っている
自動配管洗浄とは、タンク内のお湯を流して配管内部の汚れを洗い流す機能のこと。メーカーや機種によって異なりますが、自動配管洗浄で使用するお湯は、一般的に約10Lです。
自動配管洗浄は、汚れが溜まりやすい配管内部を衛生的に保つのに有効な機能ですが、湯量の減りが気になる場合は、設定を見直してみるのもよいでしょう。
水漏れしている
エコキュートの設定やお湯の温度低下が原因でない場合、エコキュート内部で水漏れが発生している可能性があります。リモコンのエラー表示も確認し、水漏れの可能性が考えられるときは、できるだけ早く専門の修理業者に点検を依頼しましょう。
エコキュートを使ってないのにお湯が減るときの対策

お湯を使っていないのにエコキュートのお湯が減ってしまうと、「光熱費が無駄になるのでは」と心配になる方もいるでしょう。エコキュートの設定を見直すことで、お湯の減り具合を調整できる場合があります。次に紹介する方法を参考に、設定を変更してみてください。
自動保温や追い焚き機能をオフにする
普段からシャワーのみで入浴することが多い方や、家族の入浴時間がほぼ同じ場合は、自動保温や追い焚き機能の設定をオフにするのも効果的です。必要なときに手動で調整する手間はかかりますが、お湯がいつの間にか減ってしまうのを防ぎたい場合は、設定を見直してみましょう。
季節に合わせて設定温度や運転モードを調整する
地域差はありますが、日本は比較的夏と冬の気温差が大きい気候です。そのため、夏は手軽にシャワーで済ませ、冬は浴槽にお湯を溜めてしっかりと身体を暖める入浴スタイルがよく見られます。季節に応じて入浴スタイルが変わる場合は、設定温度や運転モードも、それぞれの季節に合った内容に調整するのがおすすめです。
【季節別】エコキュートのおすすめ設定
季節別にエコキュートの設定を変えるなら、自動保温や追い焚き機能と一緒に、給湯温度の設定も季節に合わせて調整すると効果的です。夏と冬それぞれにおすすめの設定について、詳しく解説します。
夏におすすめの設定
外気温が高く、放熱などによる貯湯タンクの温度変化の影響を受けにくい夏場は、給湯温度を「40~42℃」に設定するのがおすすめ。使用状況によりますが、冬に比べてお湯が冷めにくくなるため、保温時間の設定を短めにするのも効果的です。
また、全体的にお湯を使う機会が減るため、「夜間のみ」や「少なめ」など、省エネを意識して沸き上げ回数を設定するのもよいでしょう。
冬におすすめの設定
外気温の変化がタンク内の温度に影響しやすく、必要な湯量も増える冬場の給湯は、夏よりも少し高い「42~44℃」の温度設定がおすすめ。毎日入浴する場合は家族の帰宅時間に合わせて保温時間も長くなりやすいですが、できるだけ入浴時間をまとめて省エネを意識するのも大切です。
沸き上げは「おまかせ」設定のほか、家庭の使用状況に合わせて自動で調節する「学習モード」を試してみるのもよいでしょう。
設定を変えてもお湯が減るときの対処法

エコキュートの設定を変えても、変わらずお湯の減りが早いと感じるときは、以下の3つの対処法を試してみてください。
- 手動で「沸き増し」をする
- 家族の入浴スケジュールを調整する
- 専門業者に点検を依頼する
エコキュートの適切な湯量は、各家庭の使い方によって変わります。設定や使い方の両面から、不具合がないか確認してみてください。
手動で「沸き増し」をする
貯湯タンク内のお湯が少なくなったと表示されたら、手動で沸き増しをしてタンク内の湯量を整えましょう。エコキュートは通常、電気料金が安い深夜に自動で沸き増しを行いますが、手動で設定すれば、必要なときに任意の時間帯で沸き増しできます。
手動の沸き増しでお湯の減りは解消できますが、あまりにも頻繁に沸き増しが必要になる場合は、追い焚きや自動保温機能の解除など、設定を見直してみましょう。
家族の入浴スケジュールを調整する
エコキュートのお湯の減りが気になるときは、家族の入浴スケジュールを見直し、できるだけ同じ時間帯に入浴するように調整するのも効果的です。
自動保温をオフにしている場合も、追い焚きを使うとタンク内のお湯の温度が下がりやすくなります。お湯が冷めにくいように、できるだけ家族が近い時間帯に入浴することも心がけましょう。
専門業者に点検を依頼する
設定を変えたり、手動での沸き増しや入浴スケジュールの調整を試したりしても、お湯の減りに変化がないと感じるときは、エコキュートの専門業者に点検を依頼してください。給湯設備が故障するとお湯が使えなくなり、日常生活に大きな影響を及ぼします。
突然の故障や不具合を防ぐためにも、気になる点があるときは早めの修理依頼を心がけましょう。
エコキュートのお湯が減る原因を知って早めの対策を

エコキュートは、都度お湯を沸かすガス給湯器とは異なり、沸かしたお湯をタンクに溜める貯湯式です。そのため、タンク内のお湯が減ると沸き上げが必要になります。一時的な湯量の減少やお湯の使い方を見直すことで改善できる場合もありますが、エコキュート本体に不具合がある可能性もあるため、早めに対応することが大切です。
使っていないのにお湯が減ると感じたときは、設定を見直すとともに、必要に応じて修理も検討しましょう。
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