エコキュートで電気代が安くなる?電気代の比較とエコキュートの選び方・節約方法を解説!

エコキュートは他の給湯器よりもどれくらい安い?

エコキュートで最大限節約をするコツを知りたい

ウチはどの機種を選べばいいかわからない!

電気代が安くなると話題のエコキュート。気にはなっているけれど、買い替えを迷っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、以下の疑問やお悩みに答えながら、エコキュートへの交換についてわかりやすく解説します。

給湯器の交換を検討する際に、ぜひ参考にしてください!

エコキュートで電気代が安くなる!各種給湯器との比較

エコキュート・電気温水器・ガス給湯器の光熱費を比較

ランニングコストの年間平均額※2023年7月時点

エコキュート電気温水器ガス給湯器(都市ガス)
九州電力エリア20,400円84,000円102,000円
出典:パナソニックHP 住まいの設備と建材「低ランニングコスト」

電気温水器との比較

電気温水器は、タンク内の電熱ヒーターを使ってお湯を沸かす方式です。一方、エコキュートは、空気中の熱を取り込んで効率的に利用してお湯を沸かします。

自然の力をうまく利用するエコキュートは、電気温水器に比べて約1/3の電力で済むため、エコキュートのほうがオトクです。

ガス給湯器との比較

ガス給湯器は、ガスを燃焼させて瞬間的に必要な分だけお湯を沸かすシンプルな仕組みです。そのため、本体がコンパクトで初期費用が安いのが特徴です。

都市ガスには、電力会社のような「夜間時間の料金が昼間時間に比べて割安なプラン」がありません。そのため、ガス給湯器は、割安な夜の電気でお湯を沸かすエコキュートと比べると、光熱費が高くなることが多いようです。プロパンガスはさらに割高になる傾向にあります。

電気代を節約するならエコキュートがおすすめ!

エコキュートの仕組み

エコキュートは、「ヒートポンプユニット」と「貯湯タンクユニット」から成り立っています。簡単に説明すると、夜間にヒートポンプユニットで沸かしたお湯を貯湯タンクにためておき、翌日に使うイメージです。

夜間時間の料金が昼間時間に比べて割安なプランを契約することで、電気代を抑えることができます。

ヒートポンプユニットでは、周囲の空気から取り込んだ熱を「冷媒」に移動させ、冷媒を圧縮してさらに高温にします。

その高温になった冷媒が水熱交換器を通じて水を温め、お湯となって貯湯ユニットに供給される仕組みです。

エコキュートのメリット・デメリット 

エコキュートのメリット

  • 夜間の電気料金が安くなるプランを利用すると光熱費が大幅に安くなる
  • 停電・災害時も貯湯タンク内のお湯を利用できる
  • 電化住宅だからガスの基本料金がかからない
  • 国や自治体から購入補助金が交付されることがある

エコキュートでお湯を沸かすデメリット

  • エコキュート購入時の初期費用が高い
  • お湯を使いすぎるとお湯切れになることがある
  • 貯湯タンクを経由するためシャワーの水圧が低い
  • 適切に設置しないと騒音トラブルが起こる可能性がある

電気代がさらに安くなるエコキュートの節約術

夜間がお得な電気料金プランを選ぶ

ご契約の電力会社によっては、夜間の電気料金が安くなるプランの中で、適用時間帯を選べることがあります。その中から一家の生活スタイルに合わせて最適なプランを選択することで、より節約効果が高まります。

たとえば九州電力では、電気料金がお得な時間帯を以下の3パターンから選べます。

  1. 21時~翌7時
  2. 22時~翌8時
  3. 23時~翌9時

給湯温度は夏50度・冬60度に設定する

基本の給湯温度は、50度くらいが最も経済的です。一方、冬には、ちょっと高めの60度くらいに給湯温度を設定することをおすすめします。

寒い冬は外気温の影響で貯湯タンクからお湯が供給されるまでの間に熱が失われ、ぬるく感じることがあるからです。

また冬は、お湯の温度を調整するための水が冷たくなっていることから、混合水栓でも設定温度よりもぬるくなり過ぎることも考えられます。

給湯温度を高くし過ぎるのは不経済なので、給湯温度は、夏50度は冬60度が丁度いいでしょう。

自動保温・追い焚き機能の使用を減らす

浴槽のお湯がぬるくなったら、冷めたお湯の一部を捨てて、「高温さし湯」を行うのが経済的です。お湯を捨てるのはちょっともったいないと思われるかもしれませんが、既に貯湯タンクにあるお湯を利用するため、高い時間帯の電力でお湯を沸かし直さずにすみます。

一方、「自動保温機能」や「追い焚き機能」は高い電気料金がかかる時間帯にお湯を再加熱するうえに、お湯が温まるまでの時間、どんどんお湯が冷めてしまうロスが大きい方法です。

夜間帯に最適な量のお湯を沸かして昼の沸き増しを避ける

家族旅行などで普段よりもお湯を使う量が少ない日が続いたときは、自動学習により次に沸かす湯量が少なくなります。

いつもと違うお湯の使い方をしたときは、手動で設定を変更しましょう。

冬は家族みんなで節電を意識したライフスタイルに変える

冬は、外気温も水温も低いので、お湯を沸かすのに多くのエネルギーが必要となります。家族全員でより節電を意識しましょう。

例えば、お風呂には家族で立て続けに入ったり、湯船でゆっくり温まってシャワーを短縮したりするなど、小さな工夫も積み重ねれば大きな節約につながります。

水漏れ点検やお掃除などメンテナンスを定期的におこなう

電気代や水道代がいつもより高いと思ったら、実は水漏れを起こしていたというケースもあります。定期的なメンテナンスや点検で、水漏れを見逃さないようにしましょう。

エコキュートに買い替え!家族に合わせた選び方

エコキュート貯湯タンクの容量

エコキュートのタンク容量は、家族の人数が目安になります。お湯切れにならないよう、ゆとりをもって大きめのサイズを選ぶのがおすすめです。

タンク容量の目安

家族の人数タンク容量
5〜7人550L
4〜6人460L
3〜5人370L
2〜4人300L

エコキュートの給湯タイプ

湯はり自動保温たし湯追いだき高温さし湯
フルオートタイプ自動ありありありあり
オートタイプ自動ありあり
給湯専用タイプ蛇口の開閉蛇口の開閉蛇口の開閉

フルオートタイプ

ワンタッチで、お湯はり、保温、追い焚きまで全て自動で行います。3タイプの中でもっとも多機能です

セミオートタイプ

お湯はりだけ自動で行う、フルオートに比べるとリーズナブルなタイプです。フルオートタイプよりも機能は少ないものの、ワンタッチ操作でたし湯や高温差し湯ができます。

給湯専用タイプ

手動で蛇口を開閉して浴槽にお湯をはる、シンプルな手動タイプです。給湯専用なので浴槽に穴が空いておらず、お掃除が簡単です。3タイプの中でもっとも初期費用が安くすみます

設置できるか不安な場合には現地調査でご相談を

各メーカーから、さまざまな設置環境に対応したエコキュートが出ています。ご自宅に設置できるかどうか不安でしたら、まずは専門業者による現地調査を依頼してみましょう。

エコキュートでお湯を沸かして電気代を上手に節約しましょう

​​​​​​​​​​10年前のエコキュートに比べ、現代のモデルは節電効果や機能が格段に向上しています。更に、2023年中であれば、エコキュートの導入に「給湯省エネ事業」による補助金を活用できます。

電気温水器・エコキュート専門店ファーストコールでは、九州全域(福岡県・大分県・熊本県・佐賀県・長崎県・宮崎県・鹿児島県)・山口県・広島県にてエコキュート・電気温水器の設置・点検を承っています

もちろんエコキュート補助金に関するご相談も承りますので、お気軽にご相談くださいませ。

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