
「エコキュートは節電できるって聞くけれど、さらに効果を高めることはできるのかな?」

「エコキュートは使い方次第で、節電効果も変わってくるの?」

「エコキュートに効果的な節電方法が知りたい!」
給湯効率がよいエコキュートは、もともと省エネ性能に優れた給湯システムですが、使い方を工夫すると、さらに電気代の節約が可能です。今回は「設定」・「使い方」・「設置場所」の3つの視点から、エコキュートの節電方法をわかりやすく解説します。気になる給湯温度についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
エコキュートは省エネ!それでも節電を工夫するべき理由
エコキュートは、空気から取り出した熱を利用する「ヒートポンプ式」でお湯を沸かします。ヒートポンプ式のエコキュートは電気温水器やガス給湯器と比べてもエネルギー効率がよく、年間のランニングコストを比較すると以下の通りです。
| 給湯器の種類 | 年間のランニングコスト |
| 家庭用ヒートポンプ給湯器(エコキュート) | 約20,400円 |
| ガス給湯器 | 約104,400円 |
| 電気温水器 | 約85,200円 |
参考|Panasonic「はじめてのエコキュート/低ランニングコスト(九州電力エリア)」
ガス給湯器とエコキュートを比べると、エコキュートは年間のランニングコストをおよそ5分の1に抑えられます。ここからさらに節電を意識することで、電気代を抑えつつ、省エネ性能の高さをより一層実感できるでしょう。
エコキュートの効果的な節電方法<設定編>

エコキュートの節電方法で、もっとも手軽なのは「設定を変える」ことです。一度設定を変えれば、使い続ける中で自然と節電につながりますので、ぜひこの機会に見直してみましょう。
湯量設定は「おまかせモード」が基本
エコキュートは、沸き上げる湯量を手動で設定できますが、節電を意識する場合は「おまかせモード」を選択するのがおすすめです。おまかせモードは、家族の使用量に合わせて湯量を自動調整してくれるため、過剰な沸き上げを防いで節電につながります。日常的に「多め」を設定しているとお湯を必要以上に沸かしてしまい、無駄な電力消費につながるため、注意してください。
入浴後は「ふろ自動」をOFFにする
お風呂のお湯を適温に保つ「自動保温」は便利な機能ですが、放熱によるエネルギーロスが大きく、消費する電力も増えてしまいます。入浴後は「ふろ自動」などの自動保温機能をオフにし、再び入浴するときは「追い焚き」などで対応しましょう。
沸き上げは「深夜」に設定して夜間電力を利用
電力会社によっては、オール電化住宅向けに深夜の電気料金が安くなるプランを提供していることがあります。このようなプランを契約している場合は、夜間の割安な電力を活用するため、エコキュートの沸き上げ時間を「深夜」に設定しましょう。
ただし、太陽光発電を併用している方にとっては、昼間の沸き上げもメリットがあります。詳しくはこちらの記事で紹介していますので、ぜひ参考にご覧ください。
長期不在時は「沸き上げ休止設定」を忘れずに
エコキュートを自動沸き上げモードに設定していると、出張や帰省などで長期間不在にしている間も、余分な沸き上げが行われてしまいます。長期間家を空けるときは、数日であっても「沸き上げ休止設定」に変更し、帰宅後は「おまかせモード」に戻しましょう。
長期不在中のエコキュートの設定については、こちらをご覧ください。
電気温水器は長期不在前にどうする?水抜きの必要性と使いはじめの注意点を徹底解説
エコキュートの効果的な節電方法<使い方編>

設定を変更したら、日常の使い方を見直していきましょう。節電に効果的な3つの使い方を紹介します。
できるだけ間隔を空けずに入浴する
家族で続けて入浴する場合は、できるだけ間隔を空けずに入浴して、無駄な保温や追い焚きを避けましょう。続けて入浴すると追い焚きの回数が減るので電気代を節約できますし、保温ロスも最小限に抑えられます。
家族の生活スタイルによって連続で入浴できるかどうかは変わってきますので、無理のない範囲で心がけてみるとよいでしょう。
シャワーやお湯はこまめに止める
入浴中、つい出しっぱなしにしてしまいがちなシャワーですが、実は一般的なシャワーを1分間出しっぱなしにすると、およそ10リットルものお湯を放出してしまいます。水道代と光熱費の無駄をなくすためにも、シャワーやお湯はこまめに止め、洗面器を併用するなど使い方を工夫しましょう。
適温のお湯をまとめて使う
設定温度を都度変更しながら使うよりも、適温のお湯をまとめて使う方が、温度調整の効率がよくなり、節電効果が期待できます。設定温度はこまめに変更せず、できるだけ一定に保つように心がけましょう。
エコキュートの効果的な節電方法<設置場所編>

エコキュートを設置する場所の状況も、給湯効率に影響を及ぼすことがあります。節電を意識して設置場所を考えるなら、次の2つのポイントを意識しましょう。
- 室外機の周りは風通しをよくする
- 直射日光や強風を避けて設置する
エコキュートは空気中の熱を取り出して利用する、ヒートポンプ式の給湯器です。節電効果を高めるなら、効率よく空気を取り込む環境を整えましょう。室外機の周辺は植木鉢などの物を置かないようにし、できるだけ風通しをよくするのがポイントです。
また、直射日光や北風などの強風が当たりやすい場所を避けるのも、エコキュートの給湯効率を高めるコツとしてあげられます。エコキュートはできるだけ日当たりが強すぎない、風通しのよい場所に設置し、風通しやメンテナンスのしやすさにも配慮して周辺のスペースを確保しましょう。
エコキュートの給湯温度は何度に設定するのが節電に効果的?

エコキュートの設定温度はご家庭ごとに変わりますが、節電を考えるなら、お湯の温度は50℃程度に設定するのがおすすめです。
エコキュートは高温のお湯を貯湯タンクにため、使用時に水道水と混ぜて適温に調整してから給湯します。実際にシャワーなどで使いたいお湯が40℃前後の場合、50℃の設定温度は高すぎると感じるかもしれません。しかし、設置されている水栓が手元で温度を調整できるサーモスタット水栓や混合水栓の場合、水栓部分でさらに温度調整が可能です。これらの温度調整機能がついた水栓は、水を混ぜて温度調節をしてから給湯するため、実際の設定温度よりも低い温度で給湯されます。
各給湯器メーカーも、混合水栓やサーモスタット水栓が設置されている場合は、希望する利用温度よりも5〜10℃ほど高めが推奨される設定温度です。
給湯器の温度設定が気になる方は、こちらの記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にご覧ください。
給湯器の温度設定は何度が適切?節約を意識した使い方のポイントも解説
まとめ|エコキュートの節電方法を工夫してもっと省エネに

省エネ性能の高さで人気のエコキュートですが、設定や使い方、設置場所の3つのポイントを工夫すると、さらに節電効果が期待できます。それぞれの節電方法は小さな工夫かもしれませんが、日常生活の中で積み重ねていくことで、年間光熱費の大幅な節約も可能です。
特に設置場所については、機種ごとに必要なスペースが異なるため、専門家に相談することで安心してエコキュートを使用できます。九州地域や山口県・広島県・島根県でエコキュートの設置を検討している方は、設置や修理、販売を行うファーストコールへお気軽にご相談ください。

