エコキュートにカバーは必要?カバーの種類と気になる効果を徹底解説!

「エコキュートは屋外に設置するけど、カバーは必要なのかな?」

「カバーをつけると、何かいいことがあるのかしら?」

「エコキュートのカバーにどんなものがあるのか知りたい!」

このような疑問をお持ちの方に向け、今回はエコキュートのカバーの種類や、それぞれの効果について解説します。エコキュートにカバーをつけるときの注意点も紹介しますので、カバーの取り付けが気になっている方はぜひ参考にしてください。

エコキュートのカバーの種類

エコキュートのカバーは、取り付ける場所によって次の3種類に分けられます。

  • 配管カバー
  • 脚部カバー
  • 室外機カバー

それぞれの特徴と使い方について、詳しく見ていきましょう。

配管カバー

配管カバーは、むき出しになりがちなエコキュートの配管に取り付けるカバーのこと。エアコンの配管カバーと同様のタイプを取り付けるほか、簡易的なものでは、断熱材をテープで巻いてカバーの代わりとするケースもあります。

脚部カバー

脚部カバーは、貯湯タンクユニットの下部に取り付けるカバーのこと。貯湯タンクユニットの本体と同じ色味で揃えられており、購入当初から備わっているケースが多いです。一部業者ではオプション扱いのところもあるため、購入時によく確認しましょう。

室外機カバー

室外機カバーは、エコキュートのヒートポンプユニットに取り付けるカバーのこと。ヒートポンプユニットはエアコンの室外機とよく似た見た目をしており、カバーもエアコン室外機用のものが併用できます。ただし、市販されているカバーは製品ごとに多少サイズが異なるため、購入前の確認が必要です。

エコキュートの配管カバーの効果

3種類のカバーの中から、まずは配管カバーの持つ効果について見ていきましょう。

配管の劣化を防ぐ

配管カバーは紫外線や雨から配管を守り、劣化の進行を抑えます。屋外に設置されるエコキュートの配管は、むき出しの状態のままだと日差しや風雨にさらされて劣化しやすいため、配管カバーの取り付けがおすすめです。

配管の凍結を防ぐ

冬の冷え込みが厳しい寒冷地で注意しなくてはならないのが、配管内部に残ったお湯の凍結です。断熱効果のある配管カバーを取り付けることで、厳しい冷え込みの中でも凍結を防ぎ、配管の破裂によるエコキュートの不具合を防ぎます。

エコキュートの脚部カバーの効果

続いて、エコキュートの脚部カバーをつける効果についても見ていきましょう。

貯湯タンクユニットの見た目が整う

脚部カバーは貯湯タンクユニット下部の配管を隠し、足元まで一続きのデザインで見た目を整えます。

家と家の隙間のように目立ちにくい場所に設置するなら、脚部カバーがなくてもあまり気にならないかもしれません。しかし建物の外観にもこだわりたい場合は、脚部カバーの有無で受ける印象も大きく変わるでしょう。

配管周りにゴミが溜まりにくくなる

脚部カバーは、むき出しの配管部分にいわばフタをした状態になるため、落ち葉などのゴミが配管の間に溜まるのを防ぎます。庭に植栽が多い場合や自然豊かな環境の場合は、特におすすめです。

エコキュートの室外機カバーの効果

最後に、エコキュートの室外機カバーを取り付けることで得られる効果を見ていきましょう。

直射日光の影響を抑える

屋外に設置するエコキュートの室外機(ヒートポンプユニット)は、直射日光にさらされやすいです。直射日光が直接室外機の性能に影響を及ぼすケースは少ないですが、室外機カバーは直射日光の影響を抑えるため、本体の日焼けといった劣化の防止につながるでしょう。

ホコリや汚れをつきにくくする

室外機カバーは、ホコリをはじめとする汚れが室外機に付着するのを防ぎます。特に自宅周辺に公園や田畑が多いエリアでは、土ぼこりや砂ぼこりが舞いやすく、室外機の内部にまでホコリや汚れが侵入しやすいです。室外機カバーを取り付けることで、内部に侵入するホコリや汚れも最小限に抑えられるでしょう。

落雪による故障を防ぐ

雪が降りやすいエリアで注意しなくてはならないのが、屋根からの落雪によるエコキュートの故障です。屋根や庇のついたカバーを取り付ければ、万が一エコキュートの上に落雪があっても、本体への影響を最小限に抑えられます。

2階の屋根など高さがある場所からの落雪は、少量でも被害が大きいです。豪雪地帯でなくても、雪が降りやすいエリアでは室外機カバーの設置を検討するとよいでしょう。

見た目をおしゃれにする

エコキュートは貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットを並べて設置するため、存在感が大きく、建物の外観との調和が難しいこともあります。室外機カバーは、見た目にこだわったおしゃれなタイプも多いです。住まいの外観とテイストを揃えればエコキュートの見た目も馴染みやすくなるでしょう。

エコキュートにカバーをつけるときの注意点

エコキュートにカバーをつけるなら、意識しておきたい2つの注意点があります。

後付けできない場合もある

エコキュートのカバーは基本的にどのタイプも後付け可能です。しかし現場によっては配管を横から出していることもあり、このような場合は脚部カバーの後付けが難しいです。

プラスドライバーがあれば比較的簡単に取り付けできますが、メーカーによって対応するカバーが細かく異なるため、できるだけ専門業者への依頼を検討しましょう。

必ずサイズを確認する

エコキュートの室外機は、エアコンの室外機とほぼサイズが同じなため、カバーもエアコン室外機のものを併用できます。しかしメーカーごとに若干大きさが異なるため、カバーの購入前に必ずサイズを確認し、問題なく設置できるかどうかを確認しておきましょう。

エコキュートのカバーに関するよくある質問

エコキュートのカバーを取り付けようか迷っている方が感じやすい、よくある2つの質問を紹介します。

Q1.エコキュートのカバーは自作できる?

ホームセンターなどでも手軽に購入できるすのこやラティスを使って、エコキュートのカバーを自作する人もいます。しかし自作したカバーでは耐久性に不安が残りますし、適切な排気スペースが確保できずにエコキュート本体に負荷をかけてしまうこともあるでしょう。

またエコキュートのカバーを自作するなら、屋外での使用に耐えられる適切な腐食防止処理や日差しへの対策も欠かせません。エコキュートのカバーの自作は可能ですが、耐久性などの観点からできるだけ既製品の使用がおすすめです。

Q2.エコキュートに断熱カバーは必要?

エコキュートは貯湯タンクユニットに、沸き上げたお湯を溜めてから給湯します。中には断熱カバーの取り付けによって、光熱費を節約できるのではと考える方もいるでしょう。しかしエコキュートは元々の保温性が高いため、断熱カバーの必要性はそこまで高くありません。

光熱費の節約を意識してエコキュートに断熱カバーを取り付けるなら、カバー設置後の定期的な点検やクリーニングなど、設置後のケアも欠かさずに行いましょう。

エコキュートのカバーが気になる方はファーストコールにご相談を!

エコキュートのカバーは、配管の劣化を防ぐものからホコリやゴミの侵入を抑えるもの、見た目を整えるものなど、種類によって目的も異なります。エコキュートのカバーは一見簡単に設置できそうですが、安心して使い続けるためにもできるだけエコキュートの専門業者に相談しましょう。

ファーストコールは、エコキュートの新規設置やメンテナンスを数多く手掛けてきた経験から、迅速な対応でお客様のご要望にお応えします。エコキュートへのカバー取り付けをご検討中の方は、ぜひファーストコールへお気軽にご相談ください。

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